【高校化学】イメージでわかる!純物質と混合物の違い
どうも!ふぇねっくです。
突然ですが、高校化学を勉強しててこういう悩みありませんか?
純物質と混合物の違いがわからない…
僕も高校時代この違いをよく理解できていませんでした。というのも文章による定義を読んでもイメージが湧きづらかったからです。
ということで今回はイラストを交えながら「純物質と混合物の違い」をわかりやすく解説したいと思います。
純物質とは
純物質は単体と化合物に分けられます。
まずは深い意味を考えず、これさえおさえればOK
それでは単体、化合物についてそれぞれ見ていきましょう。
単体
単体は、1種類の元素からなる物質です。H₂(水素)、C(炭素)、Fe(鉄)とかですね。
化合物
化合物は、2種類以上の元素からなる物質です。H₂O(水)、CO₂(二酸化炭素)、NaCl(塩化ナトリウム)とかですね。
混合物とは
混合物は、複数の種類の物質が混じりあってできたもののことです。例えば、空気なら窒素、酸素、二酸化炭素などが混ざってますよね。他にも食塩水(NaCl+H₂O)などがあげられます。
イメージの仕方
純物質(単体、化合物)は物質そのものを
1セット
と考えるといいです。
そうすると、混合物は
複数のセットだ…!
とわかります。
例題
純物質・混合物のイメージがなんとなく湧いてきましたか?それでは少しまとめの例題を解いてみましょう!
例題
1.次の①~④に入る語句を答えなさい。
空気や土といった2種類以上の物質からなるものを①という。①は分離が可能で、分離して得られる単一の物質を②という。また、②の中でも、水素や酸素といった1種類の元素からなるものを③といい、水のような2種類以上の元素からなるものを④という。
2.次の物質を、単体、化合物、混合物に分けなさい。
塩化ナトリウム、銅、塩酸、メタン、アルゴン
解答
1.
①混合物
②純物質
③単体
④化合物
2.
単体:銅(Cu)、アルゴン(Ar)
化合物:塩化ナトリウム(NaCl)、メタン(CH₄)
混合物:塩酸(HCl+H₂O)
*塩酸は化合物と間違われがちですが、塩化水素の水溶液なので混合物となります。
おわりに
いかがでしょうか。純物質と混合物について少しでもイメージが湧いて理解していただけたら幸いです!また、例題で出題した塩酸はよくひっかけ問題で出ることがあるので注意してください。
それではまた~